イージスEW
AEGIS-EW
開発元 Titanium Defence社について
Titanium Defence社 概要
TTD(Titanium Defence Ltd.)の前身は、英国サイバーセキュティ機関(GCHQ UK Intelligence・Security and Cyber Agency、MI6等)での就業経験者が集まったサイバー・コンサルファームでした。2017年のオーストラリア(オセアニア)からの誘致プログラムを活用し、ニュージランドに会社移転をしたのがTTD社です。
TTDのコアメンバーは、英国政府でのサイバーセキュリティ業務経験者で構成されています。
TTD社 CEO兼CTO :Anthony Grasso プロフィール(英語)
Anthony Grasso氏の国営ラジオNZプログラム例(英語)
Technology: Is 'it's inevitable' good enough after a hack?
LPM breach could have revealed thousands of people's data
なぜオーストラリアは、世界からサイバーセキュリティ事業者を誘致したのか?
2017年、オーストラリア軍のサプライチェーンに属する従業員約50名の企業から、ロッキード・マーチン社製の最新鋭ステルス戦闘機「F-35」に関する30GBのデータおよびボーイング社製哨戒機「P-8」の情報が流出するインシデントが発生しました。この事件をきっかけに、米国ではNIST SP800-171への対応義務が執行され、世界的にサプライチェーンの強化が求められるようになりました。
オーストラリア政府は、この事態を受けて自国だけでなく世界的にサイバーセキュリティを強化する企業を誘致し、サイバーツールの製造・リリースを行う企業への支援を実施しました。その厳しいプログラム選考を通過したのが、TTD社の「イージスEW」です。
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リーズナブルな価格帯を実現できた理由
Titanium Defence Ltd.(TTD)社は、オセアニア地域の誘致により英国からニュージーランドに移転し、政府系資金を活用して開発を行いました。このような背景により、イージスEWは高品質ながらもリーズナブルな価格帯を実現いたしました。